合格体験記 平 宏美さん
初めまして。2013年度試験に合格し入会しました平宏美と申します。どうぞ宜しくお願い致します。当時人気のアメリカのテレビドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」の学生生活に憧れ、日本で短期大学卒業後にアメリカの大学に編入しました。卒業後は帰国し、メーカー、商社勤務を経て現在は産業資材、建設資材、スポーツ施設資材を主軸に取り扱う専門商社で輸出入業務に携わっており、貿易実務としてのキャリアは約10年となります。
会社が2012年にホールディングスになった事に伴い、社内からだけではなく、アメリカ、中国等の関連会社からも貿易に関する問い合わせが増え、自分が今持っている知識だけでは対応できないと悩んでいた頃、AIBAの存在を知り、受験する事となりました。まだまだ未熟ではございますが、今後は勉強会等を通して、スキルアップは勿論の事、情報交換をさせて頂ければと思います。
<貿易アドバイザー試験体験記>
実は一次試験当日はラスベガス旅行出発日でした。その為、試験日から1週間前程からは会社の休暇中の業務の引き継ぎ、旅行の準備で満足に勉強が出来ませんでしたが、最初からそれを見込んで、試験日2週間前迄に試験勉強を完了させるよう学習計画を立てました。下記参考になるかどうかわかりませんが、私なりの勉強方法を紹介します。
過去問題を解く
WEBに掲載されている過去問題を一通り解いてみて、自分がどの分野に弱いのかを分析しました。過去問題の正答率によって、大体の学習必要時間が見えてきます。
学習スケジュールを立てる
大まかな学習スケジュールを立てます。ポイントは一日一日の学習内容を決めるのではなく、○月までにこの問題集を終わらせよう等、大まかに決める事です。大まかに決める事で、プライベートな予定も立てやすくなります。勉強が出来ない日もあると思いますが、決めた期日までに決めた学習内容を終わらせる事が重要です。
貿易実務の勉強方法
「実践貿易実務」を2回精読し、試験1ヶ月半前からは「サクっとわかる貿易実務問題集」を通勤電車の中で3回繰り返し解きました。
貿易マーケティングの勉強方法
AIBAの実力養成セミナーで使用したテキストに記載されている用語の意味を調べ、暗記しました。(用語を暗記するのではなく、用語の意味を理解する事が重要です。)また、通商白書、ジェトロ世界貿易投資報告は概要版のみ目を通しました。
貿易英語の勉強方法
契約書で使用される独特な言い回しが苦手だった為、実力養成セミナーで使用したテキストに記載されている内容とWEBの過去問題で出題されている契約文書には何度も目を通しました。また、それぞれのインコタームズが英語でどのように説明されているかもチェックしました。
実力養成セミナー、直前対策ゼミへの参加
試験合格への最短の鍵は実力養成セミナー、直前対策ゼミへの参加だと思います。試験対策に特化した内容の講義が受講できますし、出題形式等の情報も入手する事ができます。
また、時間に余裕のある方は貿易実務検定準A級、CISTEC ASSOCIATEの受験を並行してお勧めします。貿易アドバイザー試験の内容と重なっている部分が多いので、資格取得は良い受験勉強となるでしょう。