合格体験記 佐山 伸樹さん
総合商社に34年間勤務、クエート、サウジアラビア、エジプトの駐在経験あり、商社退職後、鉄道関連の組合事務局に勤務し、現在に至っています。
約1年半前に貿易アドバイザー試験のことを知り、また、現在の勤務先である組合事務局も本年4月からは週3日の嘱託勤務となることもあり、商社勤務の経験を生かして貿易関連の仕事に引き続き携わりたいと思い、貿易関連の認定資格が必要と考え受験しました。
<アドバイザー試験体験記>
試験勉強を約1年間かけて、AIBAの実力養成(受験対策)テキスト(2年分)と過去の試験問題を何度も読み返し、受験対策セミナーにもすべて参加しました。また、セミナーで推奨あった参考書でも勉強しました。年齢的に暗記力がかなり衰えており、覚えるのに苦労しました。
【貿易実務】
商社で多少実務経験があり基礎知識があったので、取り組み易く、ただ、テキスト、セミナーだけでは不十分と思いセミナーで紹介頂いた参考書「新しい貿易実務の解説」、「実践貿易実務第12版」で勉強しました。
外国為替は、L/C以外は実務経験も無く、特殊用語も多く理解するのに一番苦労しました。
【国際マーケティング】
もともと馴染の無い分野で、また、ほとんどが暗記事項であり(特に英語3文字略語)苦労しました。テキストでは内容がわからず、参考書やセミナー参加に助けられました。
【貿易英語】
セミナーで事前に聞いていた通り、試験時間が相当足りませんでした。試験では得意な問題から取組むという作戦で英文レター作成、契約書文章の穴埋め等優先しました。
【二次試験】
論文を決められた文字数で簡潔にまとめるのに苦労しました。面接は、自分の業務経験等、自然体で飾らずに説明しました。
【対策セミナーの活用】
やはり、テキスト、参考書のみでの勉強では不十分と思いました。また、同じ志を持つ方々とセミナーに参加することで、自然と受験勉強にも身が入りました。是非、対策セミナーへの参加をお勧めします。